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伝説のオウガバトル

 

私的ゲームランキングの1位で紹介した『タクティクスオウガ』の前作です。オウガシリーズで一番最初に発売されたソフトです。シミュレーションRPGで、『タクティクスオウガ』、『オウガバトル64』と続くオウガバトルシリーズの第一作。オウガシリーズの原点ともいえる作品。スーパーファミコンで発売されましたが、その後プレイステーションとセガサターンに移植されました。ちなみにサターン版では追加要素が結構多い。寂しいことに、プレイステーション版はただの移植に終わってしまいましたが。
こちらも僕のゲーム人生に大きな影響を与えたゲームです。中学生のときだったけかなぁ、ちょうどやりたいゲームソフトがなくて中古屋さんをうろついてた時に、何故かこのソフトが目についたんです。真っ暗なパッケージになにやら壮大なタイトル。どんなソフトなんだと思ってかなり安かったから試しに購入してみました。それがオウガシリーズと僕の出会い。それから数年たった今もオウガバトルは僕をとらえ続けて離さない・・・。虜になってしまいました。


何がおもしろいんだって!?まずストーリーでしょう。全体的なストーリーとしては、悪魔に心を売った悪者を倒すというお話なんですが、ストーリーの部分部分でいろんなエピソードが用意されています。脇役やアイテムも多い。選択肢次第でエンディングも変わっていきます。飽きさせません。この点はタクティクスオウガと同じ。戦闘システムもこれまでのゲームとは全く違います。戦闘は全てフルオート。プレイヤーができるのはユニットの編成や目的地への移動指示、アイテムの装備ぐらい。目的地までに敵部隊と遭遇すれば戦闘画面に移行します。そこからはフルオートとなります。敵を打ち破ればそのまま進軍できますし、負けてしまえば消滅してしまいます。敵の本拠地に攻め込み、ボスキャラを倒せばシナリオ終了。この繰り返しです。まぁ、グラフィックも非常にきれいですし音楽も頭に残るぐらい良いもの。登場人物の多くはギリシア神話から引用されている。例えば『カノープス』『デネブ』などがそう。神話が好きな人にとってはおもしろいかもしれませんね。
このゲーム、難易度はかなり高めです。たぶんシステムやルールを何もしらない人がやってみると、3面あたりでつまずいてしまうでしょう。(ちなみに全部で30面ぐらいありますよ。) なんでこんなに難しいのか?それは、単純にレベルを上げただけではクリアできないからです。主人公は反乱軍のリーダーです。反乱軍なのですから民衆の支持を集めつつ、進軍しなければなりません。民衆の支持がなければ名実ともに『反乱軍』です。民衆の支持を集めるには『正義の戦い』をしなければなりません。その為にはたとえ敵といってもクレリックやプリーストといった神官系クラス、セラフィムといった天使系との戦闘は慎まなければいけません。しかもバレないからといって悪事を働いてはいけません。誰かが必ず見ていますから。こういうルールを知らないでプレイしていくと、そのうちドツボにはまっていくのです。進軍しても誰も協力してくれない。敵の奥地に進軍しても邪魔者扱いされるから士気も下がるし資金も減っていく。最後には進軍できなくなってしまい詰んでしまいます。結構奥が深いゲームですよ。でも本格的なシミュレーションRPGをやりたいなら伝説のオウガバトルで決まりです。


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